【漫画】海外で出会う人たちとの意外すぎるふれあいが心を掴む!「海外旅日記」誕生秘話

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コロナ第4波と呼ばれるほどの感染拡大再燃で、今年もおでかけが難しそうなゴールデンウィーク。家で過ごす時間が長くなる大型連休におすすめしたい漫画が、世界各地を旅し、現地での交流やエピソードを描く五箇野人( @gokayajin )さんの「海外旅日記」だ。

意外すぎるオチで人気を集める五箇野人さんのエッセイ漫画「海外旅日記」
意外すぎるオチで人気を集める五箇野人さんのエッセイ漫画「海外旅日記」取材協力:五箇野人(@gokayajin)

甚平と忍びハチマキ姿という、海外旅では意外な格好で海外を巡り、体験した実録を漫画化している五箇野人さん。Twitterやブログに投稿する漫画には、思いもよらないような会話や、ハプニングと思いきや心温まるやりとりなどが描かれ、「素敵すぎる」「ほっこりしました」と毎話、多くの反響が寄せられ、2020年12月には『つかれたときに読む海外旅日記』として未発表回も合わせて書籍化されている。今回は作者の五箇野人さんに、海外旅をはじめたきっかけや、創作上のこだわりをインタビューした。

海外旅歴はまだ数年、「濃いめな方々と触れ合う事が好き」

海外のスコールから逃げ込んだ店で大将に意識とばされる。 (1/2)
海外のスコールから逃げ込んだ店で大将に意識とばされる。 (1/2)取材協力:五箇野人(@gokayajin)


――はじめに、五箇野人さんが世界各地を旅するようになったきっかけを教えてください。

「最初のキッカケは漫画の雑誌連載の企画でした。元々国内の濃いめな場所やお店や人が好きで、それをもとに漫画を描いていたんですが、雑誌の企画で海外を舞台にすることになり行き始めました。なので海外でも濃いめな方々と触れ合うことが好きです」

――はじめての海外はどこでしたか?

「数年前に行ったシンガポールです。そこから短いスパンで旅に出るようになりました。自分は桁違いにたくさんの国に行かれているバックパッカーさんのような旅の達人ではないですが、ひとまずアジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカとわりとまんべんなく各エリアに行かせてもらっています。旅の歴はそんなに長くないですが、1カ国ずつの内容は結構濃いかもしれません」

――旅日記を漫画として残すようになったのは?

「先出の雑誌連載の中でも、海外の方々との出会いなどを描いていたんですが、そこに収まりきらないエピソードが沢山あって、それをいろんな人に追体験してもらいたいと思ったのがキッカケです。そこからSNSやブログにアップするようになりました」

現地の人に絡んでもらいたい!甚平に忍びハチマキ姿で海外旅


――旅先や目的地はどのように決めているのでしょうか。

「国に関しては事前に調べて文化などが面白そうかどうかはもちろんなんですが、旅先にせよ目的地にせよ、グーグルのストリートビューで街並みや映り込んでいる現地の方々を見て、好みの“濃い”場所があったら行くようにしてます。当然、有名な観光スポットにも行きますが、どうしても濃いエリアの空気や人が気になります」

――海外旅の時は甚平に忍びハチマキ姿だそうですが、その理由は?

「単純に現地の方と会話などに発展しやすいからです。喜んでいただけたり面白がっていただける率がかなり高く、実際、描いている体験談についても、普通のTシャツ短パンで旅をしてたら絡んでもらえなかった出会いばかりだと思います」

海外のトイレ案内紳士に最後には漏らされる。(1/2)
海外のトイレ案内紳士に最後には漏らされる。(1/2)取材協力:五箇野人(@gokayajin)


――そうなんですね。このほかにも五箇野人さんの旅のマイルールはありますか?

「これも絡んでもらえたり、会話に発展しやすくなるのでやってるんですが、現地の方と目があったら絶対に笑顔でお辞儀をするようにしてます。できれば合掌も併せてます。行為的に珍しかったり、日本などを連想したりして喜んでもらえることも多いですし、何より予備知識ゼロの方でも『敬意を示してる』意図は伝わるようで、とても助かっています。あとは心からその国、エリア、人などを尊敬して、楽しいです!という気持ちを持っていれば伝わる感覚があります」

海外旅の醍醐味は現地の人々が垣間見せる「常識」や「素」


――これまで漫画に描いた中で特に印象に残っているエピソードや、読者から反響の多かったエピソードがあれば教えてください。

「タイミング的なこともありますが、コロナについての話『海外の田舎町でコロナに反応した現地の人に撃退される。』です。ブログでいうと、2020年9月28日に更新したモノですが、体験自体は2月のもので、まだコロナがアジア圏の病気とみられていたころ、自分の顔を見てアジア人ということで警戒する人もいるなか、良くしてもらったのでとても印象に残っています。コロナに限らずいろんな偏見にも通じる対応や経験だったなと思います」

海外の田舎町でコロナに反応した現地の人に撃退される。 (1/2)
海外の田舎町でコロナに反応した現地の人に撃退される。 (1/2)取材協力:五箇野人(@gokayajin)


――旅の実録を漫画にする上で、意識しているポイントがあれば教えてください。

「当然ですが、悪い出会いや悪い経験も全然あります。ただそういう話は他の方が、たくさんされてますので、自分は現状それらの話を描かないようにしています」

――漫画の中でも旅の魅力が詰まっています。五箇野人さんが思う海外旅の醍醐味は?

「キレイなホテルなどで日本にはない景色や料理などを楽しむのもいいんですが、個人的にはやはり現地の方々の日常生活に混ざってみるのが醍醐味です。日常生活の中が1番現地の方々の持つ『常識』や『素』などが垣間見れて、自分の持っているそれとは違う『常識』を体験できることに魅力を感じます。

それをたくさん経験してると、日本国内であっても、人それぞれの常識は微妙に違っていることを認めることができたり、逆に違いを楽しめたりするようになった気がします。ただそんな難しいことは抜きにして『シンプルに非日常を満喫する!』というのも海外旅の醍醐味だと思います」

コロナ禍で旅は見合わせ中、それでも「ポジティブでいきましょう」

【1】海外で世界遺産・空中宮殿を目指す旅が出会いありすぎる。(1/3)
【1】海外で世界遺産・空中宮殿を目指す旅が出会いありすぎる。(1/3)取材協力:五箇野人(@gokayajin)


――現在もコロナ禍で現在は海外旅行がほとんどできない状態です。五箇野人さんにもやはり影響は大きかったのでしょうか。

「行きたい国などもリストアップしていますが、現状やはり行けていません。特に自分は極力、現地の方々の日常生活に混ざってみたいので、以前のように、道を歩いてたら家に招いてもらえたり、泊めてもらうということが、こちらも向こうも気軽にできるようになるまでは、もうしばらく待たないとと思います」

――今後、コロナ禍が落ち着いたらどんな旅をしたいですか?

「今国内の知り合いで何人か海外の方がいて、偶然、南米出身の方々が多いので、いろんな話を聞くうちに南米欲が高まっています。行くことができたらやはり日常生活に混ざったり濃い町を歩いてみたいです」

――最後ににメッセージをいただければ。

「旅をするなかで、どうしても『不測の事態があったおかげで会えた人や起こったうれしい出来事』というのが山ほどあり、自分が漫画に描いている出会いも、例えばその前に飛行機が半日遅延したおかげで起きてたりということもたくさんあって。おかげで自分は、旅に限らず不測の事態に対しては、このあと良い巡り合わせがあると思うようになりました。もちろん現状もそうだと思っています。お互いにそのタイミングが来るまでポジティブでいきましょう」

五箇野人さんの海外旅日記は現在もTwitterやブログに新作を公開中。ゴールデンウィークは漫画を読んで海外旅気分を楽しもう!

取材協力:五箇野人(@gokayajin)

詳細情報

■五箇野人
Twitter:https://twitter.com/gokayajin
ブログ:五箇野人の海外旅日記 https://gokayajin.blog.jp/

■つかれたときに読む海外旅日記
出版社 : 小学館
発売日 : 2020年12月11日
https://www.amazon.co.jp/dp/4091793401

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情報は2021年4月23日 08:40時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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