いよいよ潮干狩りのシーズンが到来。なかでも人気が高いアサリやハマグリは、身がふっくら膨らみ、栄養もたっぷり。蒸し焼きにしたり味噌汁や吸い物にしたりと、採ってからも楽しみがいっぱい!

関東には、江戸時代から江戸前の漁場として知られていた船橋や木更津、親潮と黒潮の2つの海流がぶつかる潮目にあたる大洗など、さまざまな潮干狩りスポットが点在している。そのなかから初心者でも潮干狩りの醍醐味が味わえる、関東のおすすめの潮干狩りスポットを厳選してご紹介。
久津間海岸の潮干狩り/千葉県木更津市

木更津市久津間海岸で開催される毎年恒例の潮干狩り。東京湾アクアラインの木更津金田ICからも近く、無料大型駐車場も完備とあって、小さい子ども連れのファミリーにもおすすめのスポット。ただし自然干潟の潮干狩り場とあって、当日の天候や海の状況によって時間帯が変更されたり休業になることもあるので事前確認が必要。潮干狩りではハマグリ、シオフキ貝、バカガイ、アサリを獲ることができる。期間中は恒例のイベント「黄金のはまぐり探し」を実施。見つけた方にはもれなく地元名産の焼きのりをプレゼント。
ふなばし三番瀬海浜公園 潮干狩り/千葉県船橋市

都心に最も近く、毎年、市内はもとより首都圏から多くの人で賑わう潮干狩り場で家族連れも多い。公園にはコインロッカーや足洗い場が備わっているほか、潮干狩りに必要なクマデの貸し出し(有料)もあり、気軽に訪れることができる。なお、2025年度の潮干狩りの利用券はセブンイレブン(セブンチケット)での事前購入のみ。アサリは地表がエクボのようになっている場所、直径が1〜2ミリの2つ並んだ小さな穴「アサリの目」を探して掘りあてよう。クマデをひっかくのではなく、土を掘り返すように使い掘り返した土の中の貝を手で探すのがポイント。
大洗サンビーチ海岸の潮干狩り/茨城県東茨城郡大洗町

全長1.3キロにもおよぶ広大な砂浜と遠浅の海が美しく潮干狩りやサーフィンが人気の海水浴場。多くの海洋生物が生息する自然の砂浜で貝を採ることのできる。資源保護のため、採取の場所、採っても良い量や貝のサイズ、使っても良い道具などの制限があるので注意が必要。はまぐり、ほっきがい(うばがい)、こたまがい(ひらがい)などが採れる。潮の満ち引きにより潮干狩りができない日、また日によって潮干狩り実施時間が異なるため、来場前は必ず公式サイトの潮見表をチェック。
江川海岸の潮干狩り/千葉県木更津市

江川海岸で潮干狩りのシーズンが到来。更衣室や休憩所、コインロッカーなどの設備が充実しているほか、潮干狩りに必要な熊手や持ち帰りに便利な網も販売しているので、家族や友達と気軽に潮干狩りを楽しめる。潮干狩りオープン初日の3月29日(土)には、先着300名に特別プレゼントを用意。2025年3月29日(土)~6月29日(土)には、恒例のイベント「黄金のはまぐりをさがそう!」を実施。黄金のハマグリを見つけた人は、「江川産のり」がもらえる。都心からもアクセスしやすいため、日帰りドライブに立ち寄るのもおすすめ。
海の公園の潮干狩り/神奈川県横浜市金沢区

無料で潮干狩りが楽しめる横浜唯一の海水浴場。海辺にはアサリやシオフキ、カガミガイ、マテガイなどが自然繁殖しており、家族や友達と潮干狩りを楽しめる。駅から徒歩2分、アクセス至便なのも「海の公園」の潮干狩りの魅力だ。潮干狩り貝採り器具(幅15センチ以内)や網、バケツなど必要な道具を持参、また一人が一度に採る貝の量は2キロ以内など、注意事項を公式サイトでチェックしてから出かけよう。一般的なシーズンは3月中旬ごろから6月ごろまでながら、潮の引きがいい昼間は9月中旬ごろまで楽しめる。GWなどシーズン中は周辺道路が混み合うので公共交通機関での移動がおすすめだ。
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