昭和のくらし博物館

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東京都大田区
昭和のくらし博物館

昭和のくらし博物館

家まるごとが戦後の庶民生活の資料となっている
画像提供:昭和のくらし博物館

昭和という時代を学び考える

東京郊外に建つ昭和26(1951)年建築の木造2階建ての住宅を保存し、中の家財道具とあわせて丸ごと公開している博物館。この家の長女で生活史の研究者である小泉和子が、平成11(1999)年に設立した。母屋は国の登録有形文化財。お茶の間や台所、書斎、子供部屋、縁側などを実際に巡ってくつろぎながら見学し、昭和20年代後半から30年代前半の庶民のくらしを体感できる。季節ごとのしつらい替えで生活風景を再現している他、昭和の生活史を研究する企画展、特別展などを開催。衣食住の家事仕事を体験するワークショップやトークイベントなどを行い、世代を越えた交流の場にもなっている。併設館として、洋画家・吉井忠の作品を紹介する小さな美術館「画家 吉井忠の部屋」がある。

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