今年のゴールデンウィーク、おでかけ予定「あり」は43%。ワクチン普及でどう変わる?

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この記事は2022年GW(ゴールデンウィーク)おでかけトピックス特集のものです。最新トピックスはこちら

コロナ禍が依然として収束しない中やってくる、今年のゴールデンウィーク(以下、GW)。ウォーカープラスが読者を対象に実施したアンケートでは、43%の人がGWにおでかけの予定が「ある」と回答した。感染症への警戒が続く一方、昨年からワクチン接種が進み、大型連休の過ごし方はどう変わるのか。昨年の調査結果とも比較し、2022年のGWの動向を探った。

コロナ禍中で3度目のGW。今年の動向を調査
コロナ禍中で3度目のGW。今年の動向を調査Yotsuba / PIXTA(ピクスタ)

※1 調査はウォーカープラス編集部が2022年3月24日~3月29日、読者1593人にアンケートフォームにて実施。
※2 昨年(2021年)の結果は、ウォーカープラス編集部が2021年4月2日~4月8日、読者1727人にアンケートフォームにて実施したもの。

おでかけ予定「あり」は43%、「近場や日帰り」がメイン

2022年はGWに関連する祝日がすべて平日にあたるため、土日が休みの人の場合、4月29日(金・昭和の日)から5月1日(日)までと、5月3日(火・憲法記念日)から5日(木・こどもの日)までの3連休が2回の飛び石連休となる。

 今年のGWの休日数、「6日」が最多
今年のGWの休日数、「6日」が最多ウォーカープラス調べ

まず、回答者にGWの土日を含めた休日数をたずねると、カレンダー通りとなる「6日」が13%ともっとも多く、「5日」がこれに次いだ。また、7日以上と回答した人は37%で、3人に1人以上が休みを取り、連休を伸ばす予定だ。

【グラフで見る】今年のGWの予定は?
【グラフで見る】今年のGWの予定は?ウォーカープラス調べ

さらに今年のGWの予定を訊いたところ、多かったのは「近場や日帰りでおでかけの予定を立てている」(23%)。おでかけの予定が「ある」と答えた人(「国内旅行の予定を立てている」「海外旅行の予定を立てている」「帰省する予定を立てている」「近場や日帰りでおでかけの予定を立てている」「ドライブの予定を立てている」)は合計43%で、昨年の結果(40%)から微増した。

一方、「旅行やおでかけはせずに基本的に家で過ごす」は15%で、昨年の結果(30%)からは15ポイント減少。これは「まん延防止等重点措置や感染者数の推移など、その時の状況による」(17%)と、外出の意向はあるものの、情勢に応じて判断する層の増加が影響していると思われる。

GW、誰とでかける?「友人と」は少数
GW、誰とでかける?「友人と」は少数ウォーカープラス調べ

また、おでかけの予定がある人に「誰とでかけるか(※複数選択可)」についても質問すると、「家族と」が60%でもっとも多く、「恋人・夫婦で」(26%)、「1人」(11%)、「友人と(5人以下)」(9%)という結果に。「友人と(6人以上)」は0%で一人も回答がなかった。

おでかけ予定のない人は約半数が「映画・ドラマ・アニメ作品の鑑賞」


旅行やおでかけを「しない」理由は?
旅行やおでかけを「しない」理由は?ウォーカープラス調べ

旅行・おでかけの予定がない人にはその理由を質問(※複数選択可)。「新型コロナウイルス感染拡大防止のため」は52%と、依然としてコロナ禍の影響による出控えは続いている。

GWにおでかけしない人の過ごし方では半数近い人が「映画・ドラマ・アニメ作品の鑑賞」と回答
GWにおでかけしない人の過ごし方では半数近い人が「映画・ドラマ・アニメ作品の鑑賞」と回答ウォーカープラス調べ


さらに、おでかけ予定のない人のGWの過ごし方を質問(※複数選択可)したところ、「映画・ドラマ・アニメ作品の鑑賞」(49%)、「特に何もせず休養をとる」(34%)、「趣味に時間を費やす」(34%)が上位回答に。自宅にいながら楽しめる映像コンテンツの需要の高さがうかがえる。

ワクチン普及後も意識に大きな変化は見られず

最後に、回答者全員に「コロナ禍における旅行やおでかけ(日帰り、帰省含む)についてどう考えていますか?(※複数選択可)」と質問。もっとも多かったのは「感染症対策をすれば旅行やおでかけをしてもいい」(59%)。「公園や屋外など、密を避ければ旅行やおでかけをしてもいい」(43%)、「ワクチンを打っていれば旅行やおでかけをしてもいい」(24%)と比較すると、3密の回避やワクチン接種だけでなく、日々の感染症対策を重視する声が多いことがうかがえる。さらに、「まん延防止等重点措置が実施されている場合は、旅行やおでかけは控えるべきだ」が35%と、3人に1人は政府や都道府県の対応を指針の一つとしているようだ。

コロナ禍におけるおでかけについての意識調査
コロナ禍におけるおでかけについての意識調査ウォーカープラス調べ


今回の調査では、積極的に連休のおでかけをしようという層は昨年との比較で大きく変化しなかったものの、まん延防止等重点措置や感染者数の推移によって行動選択する層が増加したと読み取れる。また昨年のアンケートで「新型コロナウイルスのワクチンが普及すれば旅行・おでかけをしたいと思う?」と質問した際は、「そう思う」「ある程度そう思う」と62%の人が回答しており、ワクチン接種開始後の感染者数の推移などから、ワクチンを絶対視しない見方が強まったと言えそうだ。

詳細情報

▼2022年のゴールデンウィーク情報はこちら!
https://spring.walkerplus.com/gw/
情報は2022年4月7日 18:00時点のものです。おでかけの際はご注意ください。

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