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もはや恐怖のテーマパーク!?上野の科博「超危険生物展」で味わう極上のスリルとワクワク体験
東京都
毒!ガス!電撃!見えない脅威が襲いかかる「エリアB」
後半は、人間には到底真似できない特殊能力を持つ「エリアB 特殊攻撃系危険生物」へ。
体が小さい最大の利点、それは繁殖サイクルが短く、進化のスピードが圧倒的に速いことだ。このすさまじい進化のスピードこそが、驚異的な特殊能力の源。果てしない時間をかけて体内の環境を変化させ、トリッキーな攻撃手段を獲得した生物たち。我々の能力をはるかに超える彼らの姿はまさに「危険だ!」。物理攻撃とは違う、見えない脅威が牙を剥く4つのラボへ足を踏み入れる。
ラボ5:猛毒型
続くラボ5で待ち受けるのは「毒」だ。生き物の正常な生命活動を乱す生理活性物質。世界にはなんと25万種以上の有毒生物が存在し、それらは少なくとも8つの動物門で100回以上の系統に進化してきたというから驚きだ。まさに、この世は毒だらけである。
ここでは、その猛毒のバリエーションに圧倒される。まずは毒ヘビの代表格、キングコブラ。最大5メートルを超える巨体を持ち上げ、長い攻撃距離から繰出す必殺技は「毒の牙」。そして水辺に潜むヤマカガシは、敵に襲われると首の皮膚から毒液を飛ばす「危険な首飾り」で対抗する。その毒の強さは0.27ミリグラム・パー・キログラムと、キングコブラの1.28ミリグラム・パー・キログラムを凌ぐ数値だ。
さらに驚くのが哺乳類のカモノハシ。アヒルのような嘴を持つ愛らしい姿とは裏腹に、オスの後ろ脚には「毒トゲキック」という必殺技が!刺された瞬間、焼いた釘を刺されたような激痛が数日も続くというから恐ろしい。他にも、鉄分を含んだ鋸状の歯で獲物を切り裂き毒を流し込むコモドオオトカゲの「毒の唾液」や、日本で最も人命被害の多い「雑木林の集団刺客」オオスズメバチの巨大な巣まで展示。科学の力で解析された毒のメカニズムを知れば知るほど、生命の多様な生存戦略に背筋が凍る。
ラボ6:化学攻撃型
生き物の体内で行われるさまざまな化学反応を、文字通り「武器」へと昇華させた生物たちが集結するラボ6。戦いには手段を選ばないと言わんばかりの、なりふり構わぬ化学兵器の数々に度肝を抜かれる。
筆頭は、日本で一番かっこいいゴミムシの仲間、ミイデラゴミムシ。別名「へっぴり虫」と親しまれているが、その実態は極めて危険。お尻にある貯蔵室で化学反応を起こし、100度もの高圧ガスを吹き付ける必殺技「100度の高圧オナラ」を放つ。プシュッ!という小さな音を立てて噴射されるガスはベンゾキノンを含み、なんと最高29連発も可能というから驚きだ。ウシガエルに食べられても口の中でガス爆発を起こして吐き出させるという映像展示は、まさに執念の勝利。
他にも、肛門付近の腺からクマをも退散させるほどの激臭液を噴射するシマスカンクや、うっかり触れると洗濯物まで台無しにするカメムシなど、五感を直接攻撃する「化学の脅威」に圧倒される。
ラボ7:電撃型
まともに家庭用コンセント(100ボルト)の電撃を食らうと、30秒ほどは床に倒れて身動きが取れなくなってしまうという。だが、ラボ7に待ち受ける魚たちは、その数倍の電力で攻撃してくるスゴ技の持ち主たちだ。
目玉はやはりデンキウナギ。見た目はウナギのようだが、実はナマズに近い仲間で、最大約850ボルトという全生物中で最強の電圧を誇る必殺技「最強電圧攻撃」を放つ。驚くべきは、その発電器官が体全体の7割を占めていること!電気を通しにくい淡水でも、川に入った馬や人間を死にいたらしめるほどの威力があるという。
一方、日本の海にも生息するシビレエイ。発電電圧は約19ボルトと一見低く感じるが、実は8アンペアという強力な電流を流す必殺技「強力電流攻撃」を持っており、人間が即ショック死するほどの衝撃を与えることができるのだ。その秘密は、ハチの巣状に並んだ「発電柱」という特殊な構造にある。海水は淡水の何百倍も電気を通しやすいため、この低電圧・強電流という戦略が海では絶大な威力を発揮する。
また、本展では最新の「CUBIC法」という透明化技術を用いて、発電器官を立体的に観察できる新しい透明標本も初公開。生き物の内面から魅せる形態のおもしろさと、ビリビリと痺れるような科学の進歩を同時に体感できるエリアだ。
ラボ8:吸血型
最後に待ち構えるのは、静かに、だが確実に我々の体を内側から変えてしまう吸血生物たち。ここで衝撃の事実が突きつけられる。
人身被害という観点では、ヒト以外で最も危険な動物は吸血性の「蚊」だというのだ。彼らが血を吸うこと自体が怖いのではない。吸血の真の恐ろしさは、媒介する感染症によって深刻な体調の変化をもたらすことにある。医療機関の記録によれば、病気の半数以上は生物由来の感染症だというから、その脅威の重みに背筋が寒くなる。
代表格として展示されているのはナミチスイコウモリ。鋭い歯が並ぶ頭骨とともに紹介される必殺技は「リアルバンパイア・アタック」。彼らもまた狂犬病の媒介者として知られ、噛まれることで死にいたる事故も報告されている。しかし、その恐ろしい一面を知った後に紹介される彼らの「素顔」には驚かされるはずだ。実はナミチスイコウモリは非常に社会性が高く、十分な血を得られなかった仲間に、自分が摂取した血液を吐き戻して分け与える習性がある。しかも、以前自分に分け与えてくれた個体を優先して「お返し」をするというのだ。意外と義理堅い一面を知ると、恐怖の対象がどこか人間味を帯びて見える不思議な感覚を味わえる。他にも皮膚に食い込むマダニの拡大模型など、身近に潜む「静かなる必殺技」に警鐘を鳴らすエリアだ。
この記事で紹介されたイベント・スポット
詳細情報
◾️特別展「超危険生物展〜科学で挑む生き物の本気」会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
会期:2026年3月14日〜6月14日(日)
開館時間:9時〜17時(入場は16時30分まで)※ゴールデンウィーク期間(4月25日〜5月6日)は18時までの夜間開館あり
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日休館)
料金:一般・大学生2300円、小・中・高校生600円
音声ガイド:1台650円
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