3000年の時を超えた至宝が東京に！エジプト政府公認の「ACN ラムセス大王展ファラオたちの黄金」ついに日本に上陸(画像29/31)

東京都

2025年3月21日 12:00 更新

「エジプシャンサンドピタパンケバブ」(1100円)は、ふんわりとしたピタパンにジューシーなケバブを詰め込んだメニュー。ワンハンドで手軽に食べられる

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棺のヒエログリフから、ラムセス2世の遺体が3回にわたって移送されたことが判明。ラムセス2世のミイラが、再発見されたのは1881年のことだった。今回の世界巡回展の前に、この棺の蓋と本体がそろってエジプトから出たのは、過去に１度だけ。1976年～1977年にカビを取り除く保存処置を行うため、フランス人類博物館へ運ばれた時以来のことだそう — 写真を見る

ラムセス2世の功績を伝える巨大なスクリーン — 写真を見る

エントランスをくぐると、いよいよラムセス大王の時代へ！ — 写真を見る

内覧会のプレスツアーでは、東日本国際大学エジプト考古学研究所の矢澤健客員教授が解説。吉村作治博士の右腕として、一緒にエジプトでの発掘作業に携わった — 写真を見る

群青色の会場で、幻想的に照らされた展示。貴重な至宝を、間近で見ることができるのも特徴の1つだ — 写真を見る

アメンエムオペの棺から出土した金箔が施された木製マスク — 写真を見る

ネフェルウプタハの襟飾り — 写真を見る

精巧に作られたアブ・シンベル神殿のスケールモデル — 写真を見る

春分と秋分の日にだけ、太陽の光が差し込み、奥の像を照らすアブ・シンベル神殿。その驚きの仕組みも、このスケールモデルで再現されている — 写真を見る

シリア人、ヌビア人、リビア人を成敗するため、斧を手にしたラムセス2世が描かれた石材。外国人捕虜に対し彼の権力と支配を強調したもの — 写真を見る

プロジェクションマッピングで「カデシュの戦い」を再現。ドラマチックに物語や歴実を理解することができる — 写真を見る

ラムセス2世の遺体はレバノン杉で造られたこの棺に収められていた。蓋にあるヒエログリフにはラムセス2世の王名が記され、墓から隠し場までの道のりが語られている — 写真を見る

展示の最後に「ラムセス2世の巨像の上部」を展示。王の象徴であるネメス頭巾をかぶり、付け髭をたくわえ、プリーツスカートを締めるベルトには短剣が差されている。この堂々たる姿が、ファラオとしてラムセス2世のイメージを永遠のものにした — 写真を見る

1888年、メンフィスのプタハ神殿で発見された、ピンク花崗岩でできた「ラムセス2世の巨像の頭部」。この像は、古い時代の王家のイメージを払拭するため、もともとあった像を自分のイメージに合うよう大きさを変えて流用したものだと考えられている。こめかみに向かってわずかに傾斜した目や下向きにカーブした涙管、かぎ鼻、かすかな微笑みなどは、ラムセス2世の顔立ちの特徴を捉えている。※今回、エジプト国外での初展示 — 写真を見る

「プスセンネス1世の襟飾り」は、約8キロもの重さを誇り、5段に並んだ約5000個の金の輪と、小さな鐘がついた鎖で構成。エジプトの金細工職人による最高傑作の1つであり、ラムセス王朝の後継者だった彼の墓には、圧倒的な量の財宝が収められていた — 写真を見る

「ウェンジェバエンジェドの黄金のマスク」は、プスセンネス1世に仕えたウェンジェバエンジェド将軍のミイラに被せられた黄金のマスク。柔和で穏やかな表情が特徴的 — 写真を見る

「二輪戦車に乗ったラムセス4世を描いたオストラコン」は王家の谷で発見されたもの。オストラコン(文字や絵が描かれた石灰岩の剥片)には、ラムセス4世が戦車に乗り、敵兵の髪をつかむ姿が描かれている。王の権威と戦士としての姿を示すものであり、エジプトの支配がいかに圧倒的なものであったかを物語っている — 写真を見る

第22王朝のシェションク2世の墓から発見された「シェションク2世の復元されたカルトナージュの内棺」。長年の修復作業を経て、ほぼ完全な形に復元された棺には、タカの頭を持つ王が両腕を胸の上で交差させて笏を持つ姿が浮き上がる。さらに、王の臓器を守る女神や天空神ホルスの息子たちも描かれている — 写真を見る

「タカの頭部を持つシェションク2世の棺の蓋」は銀で作られた重厚な造りが特徴 — 写真を見る

黒色花崗閃緑岩で作られた「ラムセス2世像の上部」。ラムセス2世の胸像。王座に座るラムセス2世の一部であり、ヘカ笏と呼ばれるカギ状の道具を持ち、ウラエウスをあしらった髪飾り、太い襟飾り(ウェセク)、ウジャトの眼をかたどったブレスレットを身に着けている — 写真を見る

ラムセス2世が建てた壮大なアブ・シンベル神殿とネフェルタリ王妃の墓にスポットを当てた、没入型VR体験(別途2500円)。ゴーグルをつけて臨場感ある世界へ飛び込もう。体験は8歳以上から可能 — 写真を見る

カルナック神殿の「隠し場」から発掘された、「ひざまずき、自分の名前の判じ絵を捧げるラムセス像」。捧げているナオス(祠堂)には、アメン神、太陽神ラー、子どもの姿が描かれ、王の足元にはヒエログリフで「ラムセス、アメンから愛されし者」と刻まれている。※今回、エジプト国外での初展示 — 写真を見る

「プタハ神の像を手にしたカエムワセト像」。カエムワセトは、ラムセス2世の王子でプタハ大司祭を務め、ラムセス2世より長生きしていたらファラオに即位していた人物 — 写真を見る

子ライオンや猫のミイラなど動物のミイラも埋葬されていた — 写真を見る

ヘルシースイーツ専門店「青山デカーボ」とのコラボで誕生した「エジプト缶」(1540円) — 写真を見る

広々としたミュージアムショップ — 写真を見る

ミュージアムの定番グッズといえば、ステーショナリーが人気。こちらも、キラキラ黄金に輝く黄金仕様に！ — 写真を見る

ピラミッドをイメージした「ラムセス大王カレー」(1200円)は、砂漠にそびえるピラミッドとオアシスを表現 — 写真を見る

「エジプシャンサンドピタパンケバブ」(1100円)は、ふんわりとしたピタパンにジューシーなケバブを詰め込んだメニュー。ワンハンドで手軽に食べられる — 写真を見る

「太陽神ラーの燃えるレッドスムージー」(880円)は、金粉が散りばめられた鮮やかな赤色のスムージー。太陽神ラーの力を宿したかのような見た目にテンションが上がる。オリジナルハーブをブレンドした「黄金のハーブティー」(550円)もぜひ味わってみて！ — 写真を見る

会場のラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyoは、今回の展覧会のために生まれたミュージアム — 写真を見る

2025年3月21日 12:00 配信

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