「メタセコイアと馬の森」竣工式で競馬界のレジェンドが祝辞!引退競走馬と触れ合える観光養老牧場が4月19日にグランドオープン
滋賀県
滋賀県屈指の絶景スポット「メタセコイア並木」で馬車や乗馬を楽しめる観光養老牧場「メタセコイアと馬の森」の竣工式が、滋賀県高島市の同施設内で2025年3月20日に執り行われた。式典にはJRA元調教師の角居勝彦さん、JRA調教師の福永祐一さん、現役JRA騎手の和田竜二さんら競馬界のレジェンドが参列。グランドオープンは2025年4月19日(土)と発表された。

「メタセコイアと馬の森」は、引退競走馬の支援活動やホースセラピーに力を入れる「TCC」が運営。四季折々に美しい景観が広がる「メタセコイア並木」にあり、旬の果物狩りが人気の「マキノピックランド」にも隣接している。



世界中の観光客が注目する絶景スポットに馬車や乗馬といった新しいアクティビティが加わり、引退競走馬が余生をのんびり過ごせる居場所としても大きな意味を持つ取り組みだ。馬と一緒に写真を撮ったり、馬を撫でたり、エサをあげたり、といった触れ合いは、人にも馬にも癒やしを与えてくれる。





式典に参加したJRA調教師の福永祐一さんは、JRAで通算2636勝を挙げた名騎手。2020年にはコントレイルとのコンビで三冠達成。2023年2月末で引退し、調教師へと転身した。「現役時代から引退競走馬のセカンドキャリアについては考えてきました。このような施設が全国にどんどん普及していって、引退した競走馬がたくさんの方々に求められるような時代になることを願っています」と話し、騎乗経験のある馬との再会を喜んだ。

乾杯のあいさつを担当したのは、JRA元調教師の角居勝彦さん。2007年の日本ダービーを制したウオッカなどを育て、人と馬が共生する森の放牧場「珠洲ホースパーク」(石川県珠洲市)を開場するなど、現在は引退競走馬の支援活動に取り組んでいる。「この施設は、私たち馬に携わる人とはまた違ったすばらしい感性で成り立っています。囲い込むのではなく、大きな自然の中に馬を連れてきてくれました。引退した馬たちをはじめ、あらゆる馬が人と触れ合える環境を作っていただいたことに感謝しています」と話し、馬と人との共生に期待を寄せた。

竣工式では、グッズやカフェの内容も一部披露された。カフェでは、東京・表参道のカフェ「BafunYasai TCC CAFE」で評判のうまっしゅホットドッグや、スパイスを利かせたにんじんケーキなどを提供する予定。馬ふん堆肥で育てたマッシュルームを使うなど、同施設ならではの取り組みを活かしたメニューに注目だ。


ショップでは、TCCホース アクリルスタンドキーホルダー(1200円)などのオリジナルグッズや、職人が手作りするアートキャンディショップ「PAPABUBBLE」が手がけたTCCオリジナルキャンディ(1100円)など、施設限定アイテムを販売する。キャンディは、馬車を引くブルトン種のりんごちゃんのお尻をイメージしたデザインなど3種類の詰め合わせ。


ゴールデンウィークや春のおでかけにぴったりの「メタセコイアと馬の森」。プレ営業中の現在は、並木馬車、並木乗馬、厩舎見学などが可能。カフェとショップは2025年4月19日(土)のグランドオープン後に営業をスタートする。営業時間や内容は曜日や天候により異なるため、詳しくは「メタセコイアと馬の森」Instagramアカウントを確認しよう。
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