常設展　求めるもの・ゆだねたもの 市立小樽美術館

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「現代版画の鬼才」一原有徳の作品を展示

一原有徳は1910年徳島県に生まれ、幼少時に小樽に移住してから長く小樽を拠点に活動を続けた版画家。国内のみならず海外でも高い評価を受け、「現代版画の鬼才」と評された。一原が版画を始めたのは47歳と遅かったが、その創作活動は意欲的で、多くの優れた作品が生み出された。誰もやったことがないことをしたいという思いから、イメージをあらかじめ意図せず制作し、作品の良し悪しは見る人に委ねるというスタイルを持った。本展では、作品と一原自身の言葉から、創作への想いや誰もやったことのないことを探求し続けた画業を紹介する。